前回は全世界株式に投資しておけばOKという内容でした。
それを分かった上で、更なるリターンを求めていこうぜ
ということだったのですが、
タイトルの通り、更なるリターンを求めるための素質を主婦(主夫)は持っているんだよということをお伝えしていきます。
今回の記事で解決できること
・個別株で勝つために必要なことが分かる
投資をスーパーでの買い物に置き換える
主婦(主夫)のみなさん、普段スーパーでお買い物をしますよね?
もちろんバリバリのビジネスマンでもいいんですよ。
そのお買い物をしている時、
売られている野菜や魚、お肉などが安いとか、高いとかって感覚として分かりますよね。
極端な例ですが、
たまご10個入りパックが50円で売られている
→安い!!
しかも賞味期限が来ているわけでもない、割れているわけでもない
値段も中身も問題なさそうだ。買おう。
対して同じたまご10個入りパックが500円で売られている
→別に高級たまごというわけではない。これは高い。
こんなことを考えながらお買い物をされているのではないでしょうか?
ここで当たり前のことを確認しておきます
なんで高いとか安いとか分かったの!?
→普段から値段を見ているから
ですよね。
基準となる値段を普段から確認しているし、
野菜やお肉にしても鮮度や量に対して適正な値段が付いているか、いわゆる相場観が身についているのです。
つまり、同じことを株式市場という株のスーパーマーケットで実践することができれば勝てる確率が上がるということです。
株価の相場観を身につけるということですね。
しかし私たち一般人の多くは毎日株式市場をチェックすることはありません。
その状態で株が安いとか高いとか分かるはずがないのです。
逆に、スーパーに全く行くことがなく、相場観を持っていない場合、
さっきのたまごの例も分からなくても無理はないのです。
ということは、
株で勝つための戦略の一つとして、
株価を日々チェックする。株価の相場観を身につけていくということが考えられるわけです。
相場観がないと株はできないのか!?
そうは言っても、日常的に株価のチェックなんてできないよ
なんて方が大部分かと思います。
このブログの読者さんは儲かるなら定期的にチェックするよ。
という方が一定数以上いて欲しいと思っています…
では、相場観がないと株はできないかというと
余裕でできます(^^♪
ではスーパーの例に戻りましょう。
こんなケースです↓
・スーパーにはほとんど行かない
・料理もできない
・当然相場観もない
こんな状況でも美味しいご飯を食べるために世の中の多くの人たちが取っている選択肢は
お弁当・お惣菜を買う
プロが作ってくれたものを買って食べればいいじゃないですか
これこそが、投資信託と呼ばれているのです。
投資をプロに信じて託す
プロがおすすめの食材(株)を詰め合わせパッケージにしてくれるのです。
確かにお弁当を作る手数料はかかります。
しかし、何も分からないで腐りかけの食材を買って調理してしまうリスクは減らせるわけです。
世の中にはその手数料が高すぎるお弁当がありますが、初心者の方は徐々にでよいので勉強していきましょう。
証券会社のつみたてNISAランキング上位の投資信託などは比較的良いものが多いです。
そのあたりから始めてみて学んでいくとよいでしょう。
では投資信託(お弁当)の話に戻します
同じ投資信託(お弁当、株の詰め合わせパッケージ)
と言っても種類は様々あります。
全世界の株式をまとめて入れたパッケージもあれば、米国株だけのアメリカン弁当、中国株の中華弁当から日本株の和風弁当まで種類が多いです。
今一番売れているのは、
プロが独自に株を選んだお弁当(このことをアクティブファンドという)ではなくて、市場の平均値になるように詰め合わせをしたパッケージ(インデックスファンド)となっています。
日経平均株価やダウ平均、S&P500など、様々な指標がありますが、これらと同じような動きをするようにパッケージしてるということです。
プロが独自に調査する必要がないので、手数料が控えめになってますね。
手数料が高くても高パフォーマンスなら私は良いと思う派ですが、手数料に見合う投資信託はほんのわずかしかないという現実…
さらに株だけではなく、債券やゴールドも詰め合わせしました!みたいな投資信託もあります。
自分で目利きができないうちは投資信託で感覚を掴んでいくのが安全でしょう。
しかし相場観が身についてくれば、食材を自分で選んで調理をするように、個別の株式を安いと判断した時に買えば良いということになります。
つまり、株式=個別の食材たち
といった感覚で認識してもらえると良いですかね。
ちなみに前回の記事は、全世界株の詰め合わせパッケージを買っておけばOK
という内容だったわけです。
しかし、前回で紹介していたのはVTというETFだったのですね。
投資信託ではなかったのです。
ETF=上場投資信託
ETF=Exchange Traded Fund の略となります。
Exchange(証券取引所)で Traded(取引できる)Fund(投資信託)
ということです。
なんやそれってなると思うので、ざっくりの理解で十分なのですが、
投資信託は値段が決まるのが1日に1回しかないのです。
対して、
株は、取引時間中に常に値段が動いています。
この両者の間を取っているのがETFなんだと思っておけばOK
ETF=取引時間中(日本だと9時~15時)常に値段が動く投資信託
株みたいに取引できる投資信託ということです。
投資信託とETFの特徴をまとめておきます。
どちらも株の詰め合わせ(お弁当)ということには変わりありません。
・値段が決まるのは1日1回
→好きな価格で売買できるわけではない
・100円から、好きな金額で購入することができる
・信託報酬(管理手数料のようなもの)が掛かる。ETFより高めETF
・取引時間中は常に値動きがある
→好きな価格を指定して売買注文ができる。思った瞬間に売買できる。
・ETFの種類、取引価格によって最低必要資金が変わってくる。
・信託報酬は投資信託より安い
長期的に保有するならどちらでも良いと思います。
好きな金額で購入できる投資信託の方が積立はしやすいですね。
一方、短期的な取引については機敏にトレードできて手数料も安いETFの方が向いていますよね。
ここは好みや目的に応じて使い分けていきましょう。
まとめ
今回は主に投資信託とETFについて見てきました。
相場観がなくても投資信託を使えば世の中全体の成長の恩恵を受けることができるという訳です。
しかし、相場観が身についてくると、個別の株式にもチャレンジしていくのも良いのではないかというわけです。
最近は少額からでも投資ができる世の中になっているので、
ぜひ無理のない範囲から試していってみて欲しいですね。
だってスーパーでお得にお買い物ができるのであれば
株だってお得にお買い物できるはずなのだから。
その株式の相場観を身につけるための訓練の一つとして、このブログが役に立つと嬉しいです。
継続した相場、銘柄観察で投資上手になっていきましょう。
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