レーザーテック(6920)22年6月期 3Q決算

日本株決算

22年6月期第3四半期決算(3Q)が発表されたので所感をまとめておきます。

会社の中身については以前の記事があるので気になる方はチェックしてみてください。

 

決算短信を見た感じの印象だと、目先の株価は調整が入りそうですね。
この記事を書いている28日18時半時点でPTSは下げてます。

しかし悲観はしていないというのが正直な感想です。

まずは株探での取り上げられ方を見てみましょう。


株探より引用

イメージ悪い感じに書かれていますね。
実際にレーザーテックの期待値は相当高いと考えられるので、
減益の時点で厳しい評価はされそうです。
売上高成長も年30~40%を求められている印象もありますし…

では決算短信を見てみましょう。


レーザーテック22年6月期第3四半期決算短信より抜粋

売上は前年同月比+3.1%

営業利益は前年同月比△11%

レーザーテックのビジネス構造上、売上や営業利益は機械1台で大きく変動することになります。
問題は受注がどうなっているのか。これを確認してみます。

レーザーテック22年6月期第3四半期決算短信より抜粋

マーカーを入れた部分は仕掛品や原材料です。

しっかりと増えているので受注はしているものと推測できます。

レーザーテック22年6月期第3四半期決算短信より抜粋

受注高、受注残高も確実に増えています。
両方2倍以上の伸びです。

さらに決算補足資料で受注高予想の上方修正がありました。


レーザーテック22年6月期第3四半期決算補足資料より抜粋

受注そのものは引き続き堅調であること、半導体需要は依然として強いことを考えると全く心配することはないと個人的には思います。

テクニカル的にしばらく厳しそうな感じはありますが、ここで下げていくようなら長期目線の逆張りはありかなという感じです。

チャートはこんな感じ(日足)


トレーディングビューより引用

前回安値の16,500円付近は意識されそうですね。

目先の業績で下に動くのか、受注残を見て機関投資家たちが買いにくるのか、休み明けを楽しみに注目したいと思います。

下がったら単元未満株でいくらか積み立てます。

 

※本記事は特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資をする際は自己責任で投資判断をお願いします。

 

 

 

 

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